ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

塩川伊一郎評伝

に三等賞銅牌を受賞。明治40 二九〇七) 4 月、東京府博覧会に洋桃缶詰を出品、一等賞を受賞。41 (一九〇八) 昇、生まれる(三代目伊一郎)。4月、長野県主催全国缶詰業者連合大会品評会で一等賞、京都全国製品博覧会で三等を受賞。以後毎年、各種品評会、博覧会などで塩川缶詰合名会社の製品は、優秀な成績を修める。42 二九〇九) 二代目伊一郎『缶詰製造業経営書』を書き上げる。43 (一九一〇) 4 月、明治天皇、皇后両陛下ならびに皇太子殿下にイチゴジャム四箱を献納する。4 (一九一一) 桃の炭疽病の被害広がる。三岡村に果樹害虫駆除予防組合設立。東京帝国ホテルで塩川缶詰合名会社のイチゴジャムを使うことになる。東京帝国大学農学科主任横井時敬により、農学科実科生三〇人の現地視察が行なわれる。4月10 日、小諸駅で、桂太郎総理大臣に洋桃缶詰とイチゴジャムを贈る。大正3 二九一四) 兵庫県鳴尾村の農家に委託してイチゴ栽培を行なう。9 (一九二〇) 東京府立第五中学校の生徒の転地修養隊による農作業実習が伊一郎の農園で行な