ブックタイトル塩川伊一郎評伝

概要

塩川伊一郎評伝

明三四・七・二三（火） 塩川定五郎・伊一郎両氏来訪罐積会社之件申越す平瀬氏小宮山武雄氏之紹介ヲ以て来訪七・二六（金） 豊田塩川両氏来訪八・六（火） 豊田吉太郎等来訪森山邨へ出張を談ス八・一一（日） 森山邨ニ於て罐積製造所開業式あり大塚宗二東儀哲同行一二・二六（木） 塩川伊一郎来訪有志者より桃罐漬を贈らる明三五・九・一四（日） 森山邨へ至リ塩川伊一郎を訪ふ渡辺小山栄両氏同行明三七・七・一（金） 森山桃洋舎へ訪問関知事来社ニ付一日奔走ス明三八・四・九（日） 塩川伊一郎より桃樹を送り来ル六・五（月） 朝森山小原へ行塩川政太郎君祖母物故ス吊之塩川伊一郎定五郎好次郎両氏を訪問明三九・三・七（水） 塩川伊一郎氏之凶訃に接す万感如湧伊一郎君ハ余と同盟して森山村へ桃を栽培セし人なり今日之盛況を看るを得たるハ同君之畢世の力とも云ふべし今や余ハ君と幽明境を異にす可歎なり三・八（木） 朝塩川伊一郎葬式ニ付森山村へ至ル坐上小演説ヲ為ス三・三一（土） 午前十時小諸町を出発別を送る者甚多し小山久左衛門氏厚意可謝也十二時過長野市へ着ス