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概要

塩川伊一郎評伝

一掲載資料一森山村桃樹栽培の経緯について(東京女子大学比較文化研究所所蔵)この資料は、木村熊二の毛筆による直筆の文章で、森山村にはじめて桃が栽培されるまでの村の様子と伊一郎や若者たちが、桃栽培にいたるまでの姿が語られている。途中文章がとぎれている部分は、つなげてまとめた。『木村熊二日記Ⅱ 』と関連させて読むと、三岡村の桃栽培の起源がはっきりするとともに木村熊二の気持ちや伊一郎の様子がよくわかる文である。二木村熊二先生の生いたちとアメリカ留学(武重夏雄『木村熊二』より)武重夏雄氏の父君は、木村熊二の教え子である。木村熊二の生いたちを小諸にくるまでに焦点をあてて、武重氏の著作によりまとめてみた。三「木村熊二日記Ⅱ 」(東京女子大学比較文化研究所刊)木村熊二は、毎日よく日記をつけていた。その中から熊二が小諸に来られるまでと塩川伊一郎に関係する部分を抜粋した。この日記と資料編一の「森山村桃樹栽培の経緯について」の内容が一致しており、三岡村桃樹栽培の起源がはっきりする。