ブックタイトル塩川伊一郎評伝
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塩川伊一郎評伝
とあり、四月十日には万世橋外通りの通運会社から送ったと記されている。ここでは苗木と書かないで種木とあるのは、単なる一本の苗木として使ったのみでなく、長い苗木の上の方はつぎ木のほとして使ったためではないかと考えられる。塩川伊一郎が木村熊二宅を訪れたのは、明治二十八年二八九五) 九月二十日が最初であったと読み取ることができる。日記には、〔伊のまちがい。以卜同じ》九月二十日塩川栄一郎来訪〃二十一日朝森山村塩川栄一郎を訪ふ午十二時半帰宅十月五日塩川栄一郎大谷虞山田環等来訪十月十日塩川栄一郎来明日集会之件ヲ告十月十一日森山塩川栄一郎方訪問桃夭園設置之件を相談す午後一三時帰宅十月三十日風雨終日午後塩川伊一郎来桃夭園組織之件を談す十一月八日大谷虞来訪塩川栄一郎出京之件を告ぐ〃十六日塩川伊一郎東京より帰来す〃二十日塩川伊一郎来る世二日集会之事申出す〃二十三日朝森山村に至り桃夭社にて集会す午後二時帰宅